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私たちは、室内空間をデザインする際には、“未完成なキュービック”を提供したいと考えています。
従来賃貸マンションとは、金太郎飴のように、どこを切っても同じ空間を作ることが正解とされていました。
しかし、これからの時代は、過去のやり方にとらわれず、入居者の方の個性を発揮できるような部屋創りこそが、もっとも求められている賃貸マンションではないでしょうか?
今回のスギタ蒲生ハイツは、築30年以上と古い物件でしたが、通常の賃貸マンション仕様としてのリフォームではなく、入居者の方に「感動」と「ステイタス」を感じていただけるようなデザインを心がけました。
そして、今回のコンセプトは、「アジアンタイプ1DK」と称し、アジアンリゾートをイメージできるデザインにチャレンジ致しました。
室内のクロスについては、繊維ひとつひとつがはっきりと分かる、素材感のある高級クロス2種類を貼り分けました。
室内の壁、天井といった大部分には、温かみのあるベージュを。
また室内のアクセントとして、こげ茶色のクロスをセレクトしました。
クローゼットの下からもれる間接照明の光が、落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
私達が、生活の器のベースを創り、そこから自分達の色を加え変えていく余白を残すことで、人とは違うスタイルを生み出す創造性や、感性を磨く事ができるフレキシビリティー溢れた“未完成なキュービック”を提供し、入居者の方一人一人が“自分スタイル”を見つけ出してもらえることを願っています。



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